英国でポスドクをして大学教員になった若手研究者のブログ

ポスドクの研究留学日記的なブログ

2012年5月26日土曜日

Dinner at Magdalen College☆

こちらは金曜日の夜です。こちらに来て初めてしらふの金曜日っていうw
なので書きます。
今日はこないだの日曜日にお邪魔してきたMagdalen Collegeでのディナーについてです。

いやー、すごかった(笑 その一言につきると思います。こんな所でご飯食べているのが不思議でした。ちなみに私だけワインがぶがぶ飲んで酔っぱらっていたのですが。。。^^;
でも大丈夫です、べろべろになるほどは飲んでませんから( ̄▽ ̄)

さて、Magdalen College(発音してるの聞くと、どうしてもマグダレンじゃなくてモードリン に聞こえます)はオックスフォードに数あるカレッジの中でも特にバカでかいカレッジで、オックスフォードの東の端にあります。そうですね、ロンドンからこちらに来るとまず、このモードリンカレッジとご対面っていう感じです。相当古いカレッジで、1400年くらいにできたカレッジだったと記憶しています。とにかく美しく、一目で惚れ込んでしまいます。
 モードリンカレッジの中庭。ここの二階で食事です。

カレッジの建物は上の写真の中庭の芝生を囲むように立っており、芝生の緑とよくマッチして美しいです。ごめんなさい、一緒に食事した友人と話しながらだったので、英語を聞いたり考えたり話したりしていたせいでモードリンカレッジのベストショットがありません。。。残念。また機会を見つけて潜入取材してきますね^^/

さて。で、ディナーですが。そもそも誰でも行けるわけではないみたいで、そのカレッジに所属している人が招待してくれたら行けるみたいです。私はPeterという熊さんみたいなnice guyが誘ってくれたので行くことができました。 ちなみにPeterはうちのラボで一番若い!熊さんみたいだけど(笑 (熊じゃなくて熊さんっていうの、ポイントです)
彼は見るからに優しいguyで誘ってくれたことにすごく感謝していますね。今更ながら。。。

さて、で、ディナーですが。正装です。そう、スーツとか。こっちの人は蝶ネクタイとかアカデミックガウンとか。スーツの人もいます。女性はドレスアップ。こんなの結婚式以外では初めてなのでなんか緊張しましたね。
メニューは、えっとなんだっけ。。。なんか名前忘れましたけど、「サーモンのクリームソースかかったやつに緑の葉っぱが添えられてるやつ」と(笑、ひどい名前だorz)それにパンが添えてあって、メインはローストビーフ。それにデザートとデザートワイン、コーヒーです。ローストビーフにはヨークシャープディングっていうスカスカのパンみたいなやつが付きます。こう書くとまったく美味しそうに思えないでしょうけど、美味しいですよ、ローストビーフとヨークシャープディング。ソースは。。。。えっと、、、グレイビーっていうソースでした。それで、ワインはお好みで持ってこいっていうことでした。
私はこんな経験初めてでしてね、どんな感じかよく解らなかったのでとりあえず肉→赤ワインという単純発想で買っていくことにしました。さて、おでかけです。
と、まあこんな感じw ワインは安物w

会場に着くと既に集まっていて全部で9人で食事でした。名前を全部覚えられなかったのですが、全員が化学系の人でした。ちなみに男はピーターとラボの女性の彼氏と私のみ。。。ピーターやるじゃん!と感心しながらも緊張度upです。ま、緊張しようがしまいが特に何も変わらないんですけどね♪

食堂に入るとまぁこれがまた素晴らしく、厳かな雰囲気かつ綺麗です。穏やかな間接照明とろうそくの温かい光で館内が照らされており、非常に落ち着いた空間になっています。
食事が始まる直前に木槌が打ち鳴らされ、全員起立。聖歌隊が登場し、何かわかりませんがとにかく賛美歌みたいなのを歌って全員で「アーメン」。。。
 で、食事スタートですw。さて、ワインをオープンしようと思ったら。。。なんと飲まない人が大勢。。。私、特に赤ワインが苦手でして、絶対悪酔いしてしまうのですが、仕方なく飲むことにしました。で、「どうぞワインお開けください」って隣の女性が言うんですよ、私に。 いや、ワインあんまり好きじゃないのもあってワイン開けるの慣れてないので恥ずかしかったですね。特に、あの周りのラベルをワインオープナーで切って開ける時!!格好良くできない(T T) ヨーロピアンの視線にたじたじになりながら日本男児、孤軍奮闘でした(汗
そんなんだから初めからグビグビです。苦手な赤ワインw

料理は美味しいです。イギリスの飯はまずいって言いますけど、それは値段の割にはだと思います。一般的にはレストランで食べると値段の割にまずいです。昨日行った中華料理などは3300円くらいしたのですが全然美味しくなかったです。。日本なら700円で上手い中華食べられるのに。。。ちなみにこの晩餐会は一人1400円くらいで、さすがcollegeだと思いました。そりゃ学生はそんなに高いお金払えるわけないですからね^^
  雰囲気がすばらしい☆

はじめは緊張していたので会話も上手くできず、聞くのに一生懸命でした。最悪?なことに、ど真ん中の席になってしまったので右と左をきょろきょろしながら左右の会話に聞き耳を立てるという誠に格好悪い状況です。で、よく解らない時はとりあえず飲む!w 無駄に酔うお決まりのパターン、in UKです。しかしそんな状況を察してか、優しいPeterは話しかけてくれます。うーん、本当にいいやつだPeterは^^v
PeterとAnna☆
食事もデザートの頃になると緊張がほぐれてきてやっとこさで会話に馴染めるようになりました。(酔いが回って来たっていうのもあるか?)相変わらずの英語下手で本当に困ります。普段おしゃべりなのになぁ。。。
デザートはこんなに可愛い☆ごめんなさい写真が縦で
食事の後はカレッジの中を散歩です。良い感じに満腹になって皆さん会話が弾んでいます。この時になってやっと自己紹介という私です(汗
 皆さんとお友達になれて光栄です^^/

チャペルも見学したのですが写真NGだったので撮れませんでした。残念。。。綺麗でしたよ〜。
廊下の窓から中庭を眺める

そして出口からさようなら

その後、カレッジの所有する庭園も散歩したんですが、あまりに長くなるのでここには書きません。でもカモが泳いでいたり大きな木があったり瑞々しい草花が生い茂っていたりと、とてもキレイな庭園でした。ここの学生は暇な時にここでくつろぐんだろうなって思うと羨ましくおもいましたね。きっとここでデートもしてるんでしょうね。あー、にくいね(笑

いやー、モードリンカレッジの魅力にはまりました。次はどこのカレッジの食事に誘ってもらおうかしら〜\( ̄▽ ̄)/
それではまた!!
P.S. 酔った私はるるる〜と上機嫌でフラフラ歩きながら帰ったのですが、途中で物乞い(ホームレス?)にお金をせびられて5£手渡すという意味不明な事をして無事に帰宅しました。もちろん酔いがさめると同時に激しく後悔したことは言うまでもありません。そしてその次の日(月曜日)、使い物にならなかったのは言うまでもありません。
やっぱり赤ワインは天敵だー!!

2012年5月20日日曜日

So Beautiful Burford

さて、今週末も更新します。こちらは日曜日の午前です。実験も本格的に始まり少々時間的に余裕がなくなってきましたが、頑張ります。
こないだの金曜日は、Bossの家でパーティが催され非常に楽しかったのですが、Bossが「No facebook!!!」と言うので、blogも同じ事と解釈し、ここに書くことが出来ません。残念。

ということで、今日は2週間前に行ったBurfordという街のことについて書こうかと思います。いや、普通にいつか書こうかと思っていたのですが、書くネタが今の所多くて後回しにしていたのです。手抜きじゃないですからね!!^^/

さて、Burfordは今私が住んでいるOxfordから西に約30キロ行った所にあります。途中、こないだの話のWitneyも通るんですが、Witneyからだど、15キロくらいですね。Londonからだと、うーんそうですね、北北西に130キロくらいでしょうか。Oxfordからの行き方はちょー簡単。国道A40をまっすぐ行くだけ。Just Only Go Straightです。ちなみに逆方向にjust only go straightするとロンドンです( ̄▽ ̄)

皆さんコッツウォルズ(Cotswolds)って知っていますか?コッツウォルズは伝統的なイギリスの田舎風景が残っている場所として知られています。世界遺産ではないのですが、個人的にはそれと同等の価値があると思います。コッツウォルズは街の名前じゃなくて地域の愛称みたいなものらしいです。そしてBurfordはコッツウォルズのLondon側の入り口とでも言うべき所にある村?街?です。

私が行ったのは2週間前ですから、5月初旬だったのですが、これがまた極めて綺麗でした。Burfordの中心部の周りには菜の花畑が広がっており、見事としか言い様のない黄色の絨毯を見せてくれるのです。確か情報によると5月の初めから末までは、菜の花が咲く季節で、その一ヶ月はまさにlovelyな季節なんですね。
 Burfordには車で行きました。ええ、友達の。。。(汗 私、国際免許証を持って来ているのですが、こちらではまだ車に乗っていません。 っていうか、そのWitneyに住んでいる友達は車も持っているんです!!!!なんか格の違いを感じますね。(汗 経済環境はほとんど同じはずなのに・・・^^; 何が違うかと言うと、「もらった給料は全てつかってやる!!」っていう友達の心意気です☆ これが本当にすばらしい。
Yskみたいに「今年クビになってももう少しいられるように貯めよう・・・(ーー;)」なんて考えはみじんもないみたいですね。本当にほとんど全ての給料をイギリス生活につぎ込んでる様子です。
あ、一つ言っておきますけどね、決して私Ysk、彼をアッシーに使っているわけではないですからね。彼が、「Yskくん、日曜日Burfordにドライブに行かない?」って行ってくれたから行けたわけですよ。それからもう一つ、彼とはデキてません!!(笑 

Burfordの街?村?の中心から撮った一枚。向こうには菜の花畑
 国道A40に車を止めて一枚。写真枠外左側がBurfordです。

Burfordの街はかなり観光地化されていて観光客も多かったです。しかし、Londonとは違い日本人はほとんどいませんでしたね。Oxfordも日本人観光客ってそれほど多くはないですけど、Burfordは全くと言って良いほど日本人がいませんでした。

上の写真の菜の花畑ですが、foot passっていうのがある畑のあるらしく、それは自由に入ってOKという所らしいです。今回は行きませんでしたが。そりゃねぇ、男二人で「きゃ〜菜の花畑〜あはは〜」なんて相当気持ち悪いですからね。。。。orz
 街の様子はと言うと、やはり良い感じの古さですね。こぢんまりした家が多いです。これが「イギリスの風景」なんでしょうか。一つ一つが美しいです。私は街の中より、Burfordの街を遠くに眺めながら目の前に広がる菜の花畑を見る風景がお気に入りでしたけどね。でも街ももちろん美しいです。
川辺にある家川が家の庭になっている感じ。

街に一つはある教会
  カモのために作ってある?庭のある家

Burfordの端から。むこうに見えるのが隣町。テイントンかな?

 日本は5月になればもう初夏という感じで汗ばむ日も多いと思いますが、こちらはまだ寒いです。最高気温が高くて15℃くらいで、最低気温は低いときは5℃を切ります。うーん、まだ慣れませんね。しかし、そんな中でも週末に背中があらわになっちゃうようなドレスを着てOxfordの町中を歩いている女性を見ると、つくづくたくましいなと思ってしまいますね。ちなみにこちらのパーティは正装(スーツとかタキシードとか蝶ネクタイ)しなければならない場合が多く、女性はドレスです。なのでそういう女性が道ばたを歩いているのはいたって普通なんです。 あ、たぶんOxfordのみなんでしょうけどね。

今日は、いわゆるそんな正装のパーティ(black tie partyって言うらしい?)に行って来ます。Collegeで催されるパーティに研究室の熊みたいなguyが呼んでくれたのです。Collegeの中に入って食事をすることが一つの小さな夢だったので楽しみです。こっちに来て初めてのスーツです。さすがに蝶ネクタイは・・・・(笑 また報告しますね。
それでは。

2012年5月13日日曜日

My Room 決まりました。

さて、家探しも無事(?)終了し自分の部屋での暮らしが始まりました。今日はこちらでの部屋探しの事情と、私の部屋について書きたいと思います。

こちらに来て2日目くらいから部屋探しを始めました。日本の様にこちらは不動産屋に行って家の情報をもらう感じではありません。ネット検索して連絡を取り合うという感じです。いや、これ、レベル高いですよ、なんせ行って間もなくいきなり英語で電話なんですから^^;

最初は、簡単な自己紹介から始まって家を見せて欲しいって言って、住所を教えてもらって会う時刻を設定する。それでその時間に直接現地に行くわけですけど。たったこれだけなのですが、最初は億劫で億劫で。いちいち頭で何て英語で言おうか考えてから、「えいっ」って電話するんです。そして頑張って、「Hello, This is Ysk calling.」とか言って始まるわけですね。そして何とか伝えようとするものの、「○○○○○○○・・・・・」 って返されたならもう大変。何言ってるのかさっぱり解らず、
さよなら〜\( ̄▽ ̄)/って感じです(笑

とりあえず、Yesとか言うのはあまりに危険というか意味不明なので「pardon?」とか「sorry?」とかって言って何度も(3,4回?)言い直してもらう。そのうち向こうが呆れてくるのが手に取るように解るのですが、こちらも自分の英語力に呆れながら頑張るわけです。そんなこんなでやっとこさ何を言ってるのか解った時には、「実はもう既に決まってしまった物件なんだよ、ごめんね」って言ってるんだっていう事もあってげんなり。。。ということも(笑
そんなこんなで電話でやりとりして6物件見に行きましたね。12件くらいメールしたり電話したりしたのですが、実際まともにやりとりしてくれたのは6人でした。残りの6人は何で連絡返さないんだろうって感じですが。。。

で、行くわけです。でもあちらこちらに行くので行く手段が無いと厳しい。それでチャリを購入するわけですが、こっちのチャリは高い!!ま、そのくだりはまた書くことにしましょう。で、購入したチャリで見に行きます。

始めはJerichoという北西のタウン。オックスフォードは北か西が治安が良いと聞いたのでそちら方面で探した1件目でした。で、指定時間に行くと、オッサンからHey!!と呼ばれまして、オーナーでした。イギリス人ではなくて中東の方だったと思います。で、家に入るなりすごいアラブ!!廊下のカーペットからアラブチックでして。お香?もアラブの香りたっぷりです。むむむ?と思いましたが部屋は綺麗。しかし少し狭いです、家賃は月400£です。日本円で52000円ですかね。同居人はカタール人と中国人。正直、イギリスに来てアラブ空間で寝泊まりするつもりはなかったので一旦保留にしてその場を後にしました。

次は治安が比較的悪いとされる(オックスフォードは全体的に基本安全です。ロンドンより遙かに良い)東。ここでは3件見ました。一つはギリシャ人夫婦が上に、そして隣にポーランド人の女の子が住んでいる家。部屋はそこそこ良いのですがキッチンと風呂が狭くてこちらも保留。あと庭も手入れ無しです。2つめはトルコ人のオーナー。ここは外見から既に汚く、ソッコーでダメ。3つめはインド人のオーナー。こちらは安い上に(300£くらい)部屋も広いのですが、キッチンと風呂がとにかく汚い。そしてラボに遠い。チャリで30分はかかる感じでした。なのでおじゃん。

酷かったのが南東に見に行った家。そもそも待ち合わせに20分遅刻して、更にオーナーではなく同居人が案内するという展開。そして相手はオックスフォードブルックス大学(オックスフォード大学ではない。)に通う学生(インド人)。会うや否やでセールスが始まります。「へい、安いよ、広いよ。この辺でこんだけ広くて安い物件は無いよ。お前は良い時に来たね。もうここにきめちゃいなよ。」と。そしてびっくりだったのは「俺はお前を気に入った。だから値段を安くしてやる。50£下げるから。どうだ?」と。しかしですね、すんげー汚いんですよ。50£下げても高いでしょっていう感じです。風呂はカビだらけだし、リビングは食べかすだらけだし。おまけに住んでる人も悪いけどきれい好きじゃないなって感じでしたし。その時はお気持ちに感謝しますっていう返事をしたけど。もうありえねーって感じでしたね。こいつら完全にセールスしてやがるって思いました。
で、そいつからその後家が決まるまでメールやら電話やらやたらとかかってきて困りましたね。もっと値段下げるって。俺はお前が大好きだって。気に入ったから一緒に住もうって。。。。いや、無理です。。。><;

そして最後に行ったのが西のOsneyという街にある家。オーナーはイギリス人です。なんか西側と北側は高級住宅街らしく住んでる人もある一定のレベルをクリアしている人なんだろうなっていう感じです。20分早く物件についたので散歩したのですが、まず飛び込んできたのがでーーーーーっかい公園。これが物件から徒歩10秒です。インパクト大でしたね。
(でっかいでしょ?これで半分もないくらい。)
ここで遊んでいる子供がたくさんいて、犬と飼い主が元気に遊んでいる様子もたくさん見られて印象良好です。ベンチもあって気分上々です。そして家の中も満足出来るくらい綺麗でした。男3人で住んでいるみたいなので、そこまでチョーキレイっていうわけではなかったですが、充分でしたね。特に私の部屋はキレイでした。一階で道路沿いなのでセキュリティーが問題でしたが、オーナーがその話を自らしてくれて、ブラインドを付けておいたから出かけるときは閉めるようにっていうのと、家の前に生け垣?みたいなのを作ったから外からは基本見えないから安心しろって行ってくれました。
(真ん中が我が家。車が止まっていますが、生け垣で一階が見えません。)
それから、この家の近くには子供がたくさんいて、通りかかった私に遊ぼうって声かけてくれたんですよ。その子はドイツ人でしたけどね。
子供って良いですよ。私が英語できないって解っても一生懸命に伝えてくるんです。大人だと呆れちゃうんですけど、子供は本当に一生懸命。で、何で遊ぶのかって思ったら・・・「お店やってるから買って」。。。だそうです^^;(笑笑 ??と思いましたが、その少女が可愛かったのと(おい!)一生懸命に自分のことを伝えてくれたことが嬉しかったので、キーホルダーを買ってあげました。1£。そしたらですね、向かいに住んでる女の子が出てきて、チェロを演奏するから聞いて欲しいって言うんですよ。バッハでしたね。ぜんぜん上手くないけど、でも本当に一生懸命。3分くらい演奏してくれました。で、金くれと。。。まぁ、こいつも可愛げたっぷりだし、僕一人のために演奏してくれたわけだしまあいいかと思って、1£。(もはやただのカモ。)
で、おつぎはその女の子の弟が窓から顔を出して、僕のピアノを聞いてくれっていうんですよ。モーツァルトだったかな。これがまたヘタ(笑 でも嬉しかったですねー。こっちに来て、向こうから絡んでもらえるっていう経験は無かったですから。そのお母さんも遠くから見ていたのですが、その視線に向けて軽くお辞儀をしながら戯れていました。はい、もちろんその子にも1£。
(道路の両端での出来ごと。奥の方が私の家と公園。本日天気良好。)


という感じになりまして、そこに住むことに決めました。
部屋の中はこんな感じです。
 (デパートで見つけたベッドカバーと共に。ロンドンの中で眠るのです。)
 (ベッドじゃない側。汚くてすみません。)
 (リビング。あんまり使わないですけどね。)
semidetachedというタイプの家に住んでいまして、風呂とトイレ、リビング、キッチンは共用です。でもそんな中でコミュニケーションを取ってやっていくのもまあ良いかなと思っています。現にオーナーはとても気さくなチーズ作り職人で。テーブルに置いてあるワインは勝手に飲んで良いから!とか、コニャックを料理に使ってもいいぞ、とか言ってくれます。すごく話しやすいお茶目な人です。今の所気分良く暮らしております。

最後に家を見つけたサイトを紹介しておきます。
http://www.dailyinfo.co.uk/rooms-to-let (daily infoという情報のHP)
http://www.spareroom.com/(こちらは不動産専門のHP)
こちらでの生活も近々詳細に記して行こうかと思っています。
今日は昨日の深酒&朝帰りにより、研究室をサボりました。土曜日はみんな休日感覚なので、ま、いいか、と(笑 その分明日行きます(汗。
それでは See you☆


2012年5月7日月曜日

無名田舎町 Witney

こんにちは。今日は日曜日です。初めてだらだら過ごしています。るるる〜( ̄▽ ̄)
今日は久しぶりに日差しが入って気持ちよい日曜日ですね〜

現在、私はOxfordの北西の隣町のWitney(ウィットニー)という所に住んでいます。正確にはWitneyの少し手前のど田舎ですけど。先にこっちに来た友人がそこに住んでいるからです。家が決まるまでそこに泊めてもらっています。そろそろ家は決まりそうですけどね。
Oxfordまでは友達は車で通っていて、僕は時間が合えば同乗するかバスで行くかです。朝は渋滞がすごくて1時間かかりますね。Oxfordまで。空いてれば20分くらいなんですけど。

それでですね。その友人宅が何ともまたすごいんです!!完全に一軒家を借りてるんですけど、彼は。上の写真の通り。すごいでしょ??やるなーって思いました。これ、庭から撮ってるんですけど、庭も相当広いですよ。これで約1300£(現在のレートで17万円!!)です。でもこれでこの値段だったら良いと思いますけどね♪
毎朝この庭には野ウサギが草を食べに来て、昨日も書いたブラックバードのさえずりで目を覚まします。正直、夜明け前に鳴き始めるのでうるさく感じる時もありますが(笑

ここの自然はすごいですよ。回りは農家ばかり。牧草を育てていて、そこで牛とか馬とかを放牧しているみたいです。とにかくだだっ広い!
いわゆるお隣さん?遠い・・・

もう少し町中に入ると(車で5分、徒歩20分)完全にWitneyの街です。こういう田舎町は本当にイギリス人の街です。田舎町には仕事が少ないせいか、外国人もぜんぜんいませんね。日本人通り越してアジア人でも僕と友人だけでした、歩いているのは。
Witneyで、こっちで生活して初めてパブにいったのですが、そこもイギリス人ばっかり。ある意味LondonとかOxfordではここまで純粋なイギリス空間は無いかもしれませんね。
やっぱり飲み屋に美人はつきもの?(笑)

パブっていわゆる飲み屋なんですけど、すごい賑わいです。土曜日で次の日休みっていうのもあるかもですけど。で、何してるかっていうと、みんなサッカー見てるんです。ちなみにサッカーは1番、飲み2番(笑 僕が行った日はちょうどチェルシーVSリヴァプールだったんですけど、ゴールが入った瞬間・・・
「イェー!!!!!!!!!!」
とみんな大絶叫なんです(笑 これには本当に驚きました(^^) びっくりして危うくビールを肺に入れそうになりましたよ^^; スタジアムならまだしも、パブですよ?どんだけクレイジーなんだろうwww とにかく凄い賑わいです。
で、サッカーが終わると・・・
っとまあ人が全然いなくなるんですよ(笑 ついさっきまで満員だったんですよ、ここ(笑
ホントにサッカー1番、酒2番です☆

さて、イギリスの街には必ずと言って良いほど中心に教会があります。どの街もその教会を中心としているみたいですね。キリスト教の国ですから。Witneyの教会を載せておきます。

そろそろ家も決まりそうで、短い間でしたがWitneyともお別れです。でもまた来ると思います。すごく良い街です。純粋イギリスを堪能するなら、LondnやOxfordじゃダメです!!ここです。無名の田舎町ですv^^v You understand??

美しい緑と青い空そして白い雲

See you again☆

2012年5月6日日曜日

イギリス生活始めました。

Oxfordに来て5日がたちます。イギリスの生活にもだいぶ慣れて・・・・来てません(笑
実は災難がありましてとてもあたふたしていました。
 
(写真はボードリアン図書館前から:休日なので学生が少ないです)

FBにも書いたのですが、ロンドンのHeathrow空港からOxfordに来るバスの中でサイフを紛失するというどあほうをやってしまいまして、最悪なスタートを切ったわけです>< 渡英前、もつ焼き屋にパスポートを忘れた「もつ焼きパスポート事件」の時よりも、 はるかに心配でしたね。^^; なんせイギリスですから。今回ばかりは自分ではどうしようもない・・・という結論に至ったので、非常に迷惑千万だとは思いましたが、こちらに15年住んでいる旧友に助けを求めました。ええ、つまり私の英語力じゃどうしようもないと思ったわけです。情けなかったですねー。でも仕方ありません、私の実力なんてこんな物です(笑

結局無事に発見できたので本当に良かったですね。これ以上の最悪は無いっていう物を最初に経験してしまったので、ま、これで多少勇気がわいたっていうのは、わずかながらに良かったことです^^; 「オックスフォード財布事件」もまた、私の記憶にずっと残るでしょう。

一応、これを読んでくれている人のために、海外で財布を落とした時にやったことを列挙しておきますね。(普通の人なら完全にいらぬ情報ですが。。。)
① クレジットカード会社に連絡する。ええ、止めるためです。しかし、私の持っているセゾンカードは3日だけブロックという形で再発行しなくても良いという特別措置をしてくれました。おかげで見つかった時に電話したので、再発行のために日本に帰る必要は無くなったわけです。(でも、再発行は家族など代理人が受け取っても良いらしいので、それを郵送すれば本人が帰国しなくてもOKな様ですが。でもクレジットカードを海外郵送っていうのも怖いですよね。。。届かなかったりとか。。。)
一方楽天カードはそういう措置ができませんでした。つまり止めるしかない、と言われました。その時に不正に使った形跡の有無を確認出来て、不正使用の形跡は無かったので今回は止めずに我慢しました。(非常に危険な賭けでした。でも来てソッコーで帰国という何とも無様なことは避けたかったので。そして、バスにあるはずっていう確信もあったので。そして、バスに乗っていた人や運転手を信じて祈りました。)

続いて②。キャッシュカード会社に連絡。私はUFJとCitiのキャッシュカードを持っていました。UFJは連絡していません。使えないからです。日本人が拾った場合は別ですが。。。でも日本人が拾うなんてことはまず考えられないし、仮に日本人が拾ってくれたら大使館とか警察に届けてくれる可能性が高いと判断しました。Citiはこっちでも使えるので危険です。しかし幸運?なことに、口座には1円も入っていませんでしたので、正直どうでも良かったのですが。(Citiに確認しましたが、当然、預金口座が0の場合は引き出せないとのことでした。)Citiも一時的に使用不可にするブロックという手続きをしてくれたので、ブロックして後日電話して解除してもらいました。(ちなみにCitiカードも日本に帰国しなくても、再発行できて、しかも海外の住所に直接送ってくれるみたいです。その場合はCitiのHPから住所変更の紙をダウンロードして、住所変更してから再発行という形になりますが。)

ちなみに、①②とも持っていった国際携帯電話でかけました。mobellという会社ので、世界中どこでもつながるので便利ですよ。でも携帯自体は非常にお粗末な仕様で、使いにくいです(ちなみにNokia)。電話番号は持っていったPCで検索しました。友達の家でWiFiが使えたので良かったです。ちなみにイギリスは長距離バスの中やカフェなどでけっこうWiFiが使えるので、iPadやPC、スマホを使う場合は便利です。WiFi使えなかったらカード会社にも連絡できないし、大変だったと思います。

③免許証 日本の免許証は正直、外国人が外国で持っていてもまったく意味ないですけど、偽造に使われることが心配でしたね。あ、それから国際免許証を持っていても日本の免許証が無いと車に乗れない国があるようです。イギリスはどうなのか知らないですけど。たぶん、国際免許証だけでOKだったと思います。今回は賭に出て何もしませんでした。もし見つからなかった場合は間違いなく帰国でしたね。免許証だけは本人じゃないと無理ですから。

以上ですが、国際免許証やパスポートは財布じゃなくて鞄に入れていたので大丈夫でした。現金も30£くらいしか入れてなかったので全額没収されても4500円くらいだったのでそれも賭に出た理由でした。盗むのは現金だけにしてくれー、と願ったわけです。
でも、当然ですが、海外で財布を落とすなんていうおバカなことは絶対にしちゃいけませんよ。とんでもなく焦ることは間違いないです。なんせ、現金が引き出せないんですから。

今日はイギリスに来て初めての土曜日です。どうやら研究室は土曜日はOFFな感じです。ほとんどの人が休みか、午前中で帰るか、昼過ぎに来て夕方に帰るかって感じです。一人だけポスドクでがっつりやってる人がいましたけど。ま、でも普通の人は休むときは休むという文化なんですね。闇雲に働かないみたいです。Hard Work!!とか言っていましたけど。。。日本よりはずいぶんましですかね。私の感想としては。
 (繁華街のCornmarket St.;観光客や買い物をするOxford市内の人でいっぱいです)


現在はOxfrdから北西に45分くらい行ったWitneyという街の手前のど田舎に住んでいます。私より少し先に来た友人がそこに住んでいるのでそこに泊めてもらっているのです♪Witneyは凄く良い所ですね。 朝は野ウサギが庭に来て草を食べています。ブラックバードといういわゆるカラスみたいな鳥もたくさんいますが、鳴き声はすごく良いです。日本のカラスみたいに醜い声では鳴きません。うぐいすみたいな声で鳴くんですよ。朝からそんな声聞いて目覚めるとなかなか気分は良いです☆

 (Witneyに向かうバスの中から;晴れてればもっとキレイなんだけど・・・晴れないw)

今は一生懸命家を探しているところです。私ごときの英語力なので、それはもう・・・、もう大変です>< 家が決まったらまたここに書こうと思います。

それではv^^v