英国でポスドクをして大学教員になった若手研究者のブログ

ポスドクの研究留学日記的なブログ

2015年9月8日火曜日

ダイエット体験記②トラブルシューティング編

やあああ、前回の投稿を書いて早くも2ヶ月たってしまいましたー。
こんにちは、Yskです!
まだまだ続けてやってるんですよ、じつは、このダイエット。ひっそりと。細長く。笑
もはや普通になってきました。この食生活が。

で、結果から申しまして、5月の連休明けから始めたこの企画、現在までの4ヶ月で8.2kgの減量に成功しております!!どやー。どやどやー。
、、、、で、ちょっとやり過ぎた感があるので、そろそろ少しずつ食事の量を増やそうかな、、、と思案している今日この頃。^^;
開始時が69kg後半だったのが、今は61kg中盤を彷徨っています!!
僕のベストは63なんですよねー。これでちょっと太ってそのくらい。まあダイエットとしては十分成功でしょう^^v

じゃ、ここからは前回の続き。ダイエット生活を妨げるトラブルや障害へのYskなりの対処法を書いて行きますね!

問題①飲み会
これ、多いんじゃないですか?僕ももちろんあります。誘われたりイベントで決められたりしていて、ダイエットを理由に断るなんてのが難しい場合だって多々ありますよね。って、ダイエットしてるから飲み会行きません、とか聞いたことがないですよね。ええ、じゃあ僕はどうしたかと言うと。単純に初志貫徹です。ここでもカロリー摂取がオーバーしすぎないようにしてました。具体的には、お酒は糖分と考え、飲んでいる時は炭水化物を取らない。それだけです。
例えばビール。美味いですよね〜。でも生中一杯で200キロカロリーです。これだけで、白米100g160キロカロリーより40キロカロリーオーバーです。なので、飲み会では生中は最初の一杯だけ。その後は他のお酒に切り替えます。僕が炭水化物ダイエットでダメなお酒だと思っているのは、ビール、日本酒、ワインです。さっきも言った通り、ビール一杯200キロカロリー、日本酒は一合180キロカロリー、ワイン一本500キロカロリー(グラス一杯200ml100キロカロリー)です。けっこう高いです。なので、ビールを最初に飲んだ後は蒸留酒に切り替えます。基本的にウイスキーを飲みます。ウイスキーはアルコール度数が高いので、多くは飲めません。かなり頑張って飲んでもダブル4杯くらいで、計160~200mlくらいでしょうか。それでもう相当酔います。そのウイスキーのカロリー数は100ml240キロカロリーです。べろべろまで飲むと480キロカロリーの摂取になります。

あれ?と思いません?ほぼ同じかそれ以上じゃん!と。でも、ここにはからくりがあるんです。「エンプティカロリー」って知ってます?アルコールはエンプティカロリーだから太らない、大丈夫、って話です。この話を詳しくするつもりは無いんですが、つまるところ、アルコールのカロリーは吸収されずに熱とかですぐに消費されるので、ゼロ、つまりエンプティってことなんですわ。しかしです!これ、そもそも科学的に証明されたことではないみたいです。確かに普通のカロリーじゃないけど、7割くらいは吸収されるって話もあります。そして更に、これを誤解してはいけません!あくまで「アルコール!!」のカロリーです。アルコール!つまりエタノール!!です。それ以外は普通のカロリーです。そもそも思うのですが、アルコール(つまりエタノール)は体内で吸収されると、まず酸化を受けてアセトアルデヒドになります。そこから更に酸化されて酢酸となりそこからアセチルCoAができてエネルギー源になります。アセチルCoAは砂糖からもできる物ですから、末路はほぼ一緒。だから飲み過ぎれば脂肪として貯まっていくでしょう。実はそんな単純じゃないのが代謝系の話なのですが、まあ充分ではなく部分的な話であったにしても、間違いではないと思います。ですから、アルコール(エタノール)を取りすぎれば中性脂肪が増えると考えて良いと思います。

そしてここからが問題!なぜ、私はビールと日本酒とワインを避けるか。それはそれらが醸造酒で多量の糖分を含むからです。だからこれらのお酒は白米を食べているのと同じ事、砂糖入りのジュースを飲んでるのと同じ事と僕は解釈しています。だからダイエット中は避けます。一方ウイスキー、焼酎などのお酒は蒸留酒になります。蒸留という工程を経ると、糖分はほとんどカットされます。そう、エタノールは残っても糖分は覗かれるんです。なので、炭水化物が入っていないアルコールということになります。しかも、エタノール濃度が高いのでたくさん飲めない。結果的に摂取カロリーは低くなり、それでいて、エンプティカロリーの話をある程度信じるなら、実質摂取カロリーはもう少し低くなるでしょう。だから僕はウイスキーに早い段階から移行するのです。ウイスキー好きで良かった〜。ここで間違ってはいけないのが蒸留酒の種類。ウイスキーはその製造過程で蒸留後に砂糖を入れることはまずありません。ですから糖分はゼロです。焼酎は蒸留後に入れる物と入れない物があります。ただし入っているとしても僅かなようです。すみません、Yskは焼酎をあまり飲まないので詳しくないですが。いずれにしてもウイスキーと焼酎の糖分はほぼゼロに近いと思って大丈夫でしょう。その他の蒸留酒ではブランデーはゼロか焼酎と同じ程度の量、リキュールはその製法の定義が砂糖を添加する物ですから、糖分はどっさり、と思った方が良いでしょう。なので、蒸留酒でもウイスキー、焼酎、ブランデーを飲めば、糖分の摂取は非常に少ないと思って良いでしょう。
一方のビール、日本酒、ワイン。どれも糖分を発酵させて作るのですから、糖分が残ります。飲む時は、ビールは麦ジュース、日本酒は米ジュース、ワインは葡萄ジュースと思って飲み、糖分を摂取していると思わなければならないと思います。もちろん、それらを飲むことによる効能もあるとは思いますので、飲んではいけない物ではないでしょうが、ダイエットという範囲の中では避けた方が良いかなと思います。

それから、飲み会中の食事。これが問題ですよね。糖分はお酒で摂取ですから、当然シメのご飯物や麺は食べません。二次会の帰りにラーメンとか厳禁です!飲み会で食べる食べ物はお通し、サラダ、肉、魚、漬け物、枝豆、とかですかね。揚げ物は率先して控えます。サラダ、漬け物、豆類、刺身などを食べています。食べるものに気をつければ糖分の過剰摂取にはなっていないはずです。

そして翌日にカロリー調整を行います。朝から晩まで一日かけて。朝を抜くとかしてしまうとバランス悪いので、取りすぎた分を3食に分けて調整します。それで緩やかに体を慣らすのです。ダイエットの秘訣は無理をしないことかな、と思っています。

問題②空腹感
ダイエットしていると辛いのが空腹感。食事は普段の生活のうちで大きな喜びの一つです。食は人生の潤い、ってのを聞いたこともあります。それくらい大切です。それを削ろうって話なのですから、そりゃ大変で辛いですよね。食べたいと身体が言っているのにダメって強烈な理性で押さえつける。そりゃストレスもかかります。つまり不健康になってしまいます。
そこで考えたのがアーモンドです。まずアーモンドですが、食物繊維が多いナッツ類なので腹持ちが良いです。30粒も食べて飲み物を飲むと次の食事の時間までお腹を持たせてくれます。でも、食物繊維だけなら他の物を食べても良いはずですが、アーモンドを選んでいる理由は他にもあります。それはアーモンドに含まれる他の栄養素です。これが白米を減らすことで損なわれている栄養素を見事に補っているからです。それはもう完璧なんです。まあ比較してみましょう。

まず、白米の栄養素。下にリンクを張りましたがご覧の通り。
主な栄養素は炭水化物とタンパク質(意外にも!)なのですが、ビタミン類、食物繊維、微量元素のミネラル類も豊富なんですね。で、これを減らすんですから、当然、体が必要とする成分が不足するわけです。特にタンパク質が減るのは痛いです。筋肉は体に付いているだけでエネルギーを消費します。ですから、筋肉質の人が太りにくいというのは基礎代謝が大きいということなんです。痩せたきゃ運動しろっていうのは、脂肪を燃やせっていうのもありますが、それと同じくらい筋肉つけて基礎代謝を上げろってことなんですね。いずれにしても、タンパク質が減ると筋肉は落ちます。結果として基礎代謝が落ちます。ですから、タンパク質は取らないといけません。なので、減らしたご飯の代わりにタンパク質類を一皿多く取っているわけなんですね。そして、食物繊維とミネラル。これを補うのがアーモンドです。

アーモンドの栄養成分を見てみます。
ご飯一杯の食物繊維は0.48グラム。アーモンド10(10グラム)1.04グラム。もうアーモンド30粒でご飯の食物繊維の6倍の食物繊維の量です。その他、ビタミンB類、ナイアシン、葉酸、なんかも30粒のアーモンドで楽勝にクリアです。カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、なんかも余裕です。アーモンドのすばらしさが伝わるでしょうか。

もっと詳しく見てみます。白米には含まれる脂肪酸はとても少ないのですが、アーモンドは脂肪酸を多く含みます。脂肪酸、、、、脂肪じゃんか!と思うかもしれません。脂肪であるのは確かです。勘違いしてはいけないのは、糖分も脂肪も同じカロリーであることには変わりません。これ、詳しく勉強して科学的な根拠を書こうとするとまたとんでもない量を書かなければならないので割愛しますが、簡単に言えば糖分も脂肪も吸収されてしまえば同じカロリーです。糖分の方が吸収される時間が早く、脂肪は遅いという差くらいです。(だから脂肪分が多い食事は腹持ちが良いと僕は思うんです。)なので、カロリーは糖分でとっても脂肪でとってもあまり差はないと思って良いと思います。前に書きましたが、一日の摂取カロリー量にもちろんこのアーモンドも入れています。なので、カロリーの過剰摂取になることはありませんので、大丈夫です。
さて、話を戻します。このアーモンドに多く含まれる脂肪酸は体に良いと言われる不飽和脂肪酸が主です。動物系の脂肪酸は血中コレステロールを上げる作用があり、コレステロールが高い人が多く摂取するのはオススメできません。一方、不飽和脂肪酸は逆に血中コレステロールを下げる働きがあります。
不飽和脂肪酸が多い食べ物がアーモンドの他にオリーブオイルや魚があります。イタリア人やスペイン人、ギリシャ人があれほど油分の多い食事をしても割と健康な人生を送る理由はオリーブオイルにある、というのはよく聞く話です。オリーブオイルは健康に良いというのは、有名な話ですよね。Yskも料理で油を使う時は、ちょっと高いですがオリーブオイルをなるべく使うようにしています。残念ながら魚油に多く含まれる、体に必須かつ効能が大きいEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)はアーモンドには含まれていません。ですので、これらの脂肪酸は魚で積極的に取るようにしましょう。
この様に健康に良いとされる不飽和脂肪酸ですが、やはりバランスは非常に大切です。何でもそうですが取りすぎはよくありません。過ぎたるは及ばざるが如しですので気をつけましょう。色々調べた結果、アーモンドは一日30粒ほどが良いとのことです。アーモンドダイエットなるものもあるみたいですが、それだけに頼るというのは上に書いた様に良くないでしょう。栄養面のバランスと空腹を補う補助的な食品として取るのが良いかと思います。

タンパク質についても比較します。添付のURLの票を見比べれば一目瞭然。アーモンド30粒でご飯一杯分に含まれるタンパク質も補う事が可能です。上に書いた様に筋肉量の低下は逆に痩せにくい体を作ります。ですので、タンパク質は必須です。個人的には多少多めにとっても構わない感じがしています。もうアーモンドがどれだけ完璧なおやつなのか、解ってもらえると思います。

さて、ここで注意ですが、アーモンドにも色々と加工や味付けがしてある物が世の中にはたくさんあります。当然のことながら、余計な物は取らない方が良いです。砂糖がまぶしてある、チョコでコーティングしてある、塩で味付けしてある、または油で揚げてある。これらどれもアカンです!Yskはいつも素焼きアーモンド。ただ煎ってあるだけ。これでも十分美味しい。飽きは来るかもしれませんが、不味くはないのでやっていけます。空腹にはアーモンド。オススメです。

もう少し豆の話をさせてください。このブログを書く前にアーモンドも良いけど、黒大豆も良いという話を聞きました。そこで少しばかり調べてみたので、書いておきます。と言っても成分比較のみですが。黒大豆(黒豆)もすごいですね。
食物繊維量、ビタミン量やミネラルはアーモンドの方が豊富です。しかし、黒大豆は脂肪分が少ない。それゆえ、単価毎のカロリーも少ないです。不飽和脂肪酸が食事で十分に取れている人なんかは、黒大豆の方が良いかもしれません。(ちょっと炭水化物もアーモンドの倍くらいは含まれているようですが、気にする必要はないでしょう。)黒大豆の欠点を強いていくつか挙げるとすれば、黒大豆は食塩相当量がけっこう高いこと。塩分過多にならないように注意して下さい。それから、値段。たぶんおやつで毎日のように食べようとすると、素焼きアーモンドを大量購入してしまった方が、黒大豆よりも安くつくと思われます。

更に余談ですが、ナッツ類にも色々とありますよね。ピーナッツ、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオ、等々。全て調べてる時間無かったんですけど、一般にカロリーが高めで脂肪分が多いのがナッツ類って感じがします。
どれを食べても良い感じに見えるのですが、気をつける必要があるのが加工と味付けだと思います。基本的に素焼き以外はアカンと思います。特にバターピーとかは塩分脂肪分ともに過多ですし、味付けされたナッツ類は基本的によろしくないという感じがします。そして食べ過ぎると当然ながらカロリー過多になるので、腹持ちが良く素焼きで美味しいと思えるナッツが良いのではないかと思います。いずれにしてもYskは今の所はアーモンドで満足です。


問題③便秘
これはダイエットに限らず健康に関わる問題です。女性の美容の大敵が便秘って聞いたこともありますけど、男性だって便秘は辛いものです。こんな風にダイエットをすると、必然的に食べる量が減りますから、便秘になりがちになります。普段Yskは便秘とは無縁ですが、ダイエットをすると多少気になります。実際、毎日来ていたはずのものが「あれ、来ない」という事はありました。前回から書いていることにプラスしてナッツを食べていたら、基本的に最悪でも二日目にはきちんと来てくれています。白米を減らすと、炭水化物=糖分が減るわけですが、それ以外にもタンパク質と食物繊維が減ります。特に食物繊維が減るのは便秘にとってはよろしくありません。それで、僕はアーモンドを食べていたのです。腹持ち、カロリー調整、ビタミンとミネラルの補給、そして食物繊維の補給。これだけの要望に応えてくれるおやつがアーモンド、ということに自分で調べた結果ではなったわけです。それにプラスして、僕はアーモンドと一緒にコーヒーを飲むんですが、それが良かったかも、と思うこともあります。なぜか分かりませんが、お腹空いた時にコーヒー飲むとお腹が動いてトイレをもよおす事が多いんです。不思議なことに。これは僕だけなのかもしれないですけど。でも、僕にコーヒーとアーモンドは効きます。朝食を寝坊して食べられなかった時、職場でコーヒー片手に午前中からアーモンドをポリポリやっても来ます。この組み合わせは個人的には効果的です。

一般的に、コーヒーは便秘に効くって人と逆効果って人がいます。一概に言えないようですが、私の見解を書いておくと、いわゆるタンニン類で便秘を引き起こす人にとっては便秘になるので良くないと思います。タンニンはコーヒーに限らず、お茶、紅茶、ウーロン茶など全てのお茶にも含まれます。普通は問題無いはずなんですが、人によってはそれが便秘の原因っていう人も。問題がある人は控えた方が良いかも知れません。僕がタンニンの効果を知った理由は、昔カンボジアから極度の下痢になって帰ってきた時に医者に渋い濃い緑茶をたくさん飲んで、と言われたためです。やはりカテキンなどお茶の成分には便を固める働きがあるようですね。
そんな理由でお茶が飲めない人は普通に水を取るのが良いと思います。ミネラルウォーターなら無害でしょう。
ついでに便を固めてしまう栄養成分に鉄分があります。サプリメントで鉄を取ってる人もいるかもしれませんが、鉄を取りすぎると便秘の原因になるので注意しましょう。
そうは言っても、やっぱり水は嫌だ、という人がいるかもしれません。そんな人は、人工甘味料が入ったカロリーゼロのドリンクですかね。でも、個人的には好きではありません。なんか自然じゃない気がしてYskはほとんど飲みません。しかし、人工甘味料は便を柔らかくする作用があります。取りすぎるとお腹がゆるくなるのは本当です。よく人工甘味料が入ったカロリーゼロの飲み物やガム、飴などにはその旨が書いてあります。それで、それを逆手にとってそれで便秘解消しようという人がいるようですが、オススメはできません。やっぱり何かおかしなことになると思うんです。根拠ないですけど。なので、取りすぎない程度で飲めば良いと思います。
人工甘味料ではないですけど、一度、私はキシリトールでお腹を壊したことがあります。ガムとかではなく、イチゴでお腹がゆるくなったんですね。イチゴはキシリトールを多く含むのですが、イチゴ狩りに行ってイチゴを食べまくるとYskのお腹はゆるくなります。何で?って思って調べたらキシリトールが原因と分かりました。なので、その他の甘味料は?と思って調べた結果、カロリーゼロの飲料やガムでお腹がゆるくなるというのを知ったんですね。(普段はその手の物を一切食べないものですから。)これも個人差があるかもしれませんが、イチゴなどキシリトールを多く含む物を食べて便秘解消に繋げるという方法もアリかもしれません。でも、大量にガムや飴を食べるのはやっぱりオススメできませんがね。

それでもダメ、という人。僕も一回だけ困ったことがあるのですが、そんな時、Ysk食べ放題に行きました。やっぱり、ダメなら食え!です。ただし、白米は食べません。おかず、というか野菜ばかりです。幸運にも現在住んでいる街にはサラダやお総菜やお肉、魚、デザート、なんでも食べ放題の「ひな野」という素晴らしいお店があるので、そこで野菜類をこれでもか!というくらい食べます。ご飯とデザートは一切なし。ひたすら野菜、そして肉類を適度に。そうすると、翌日は見事に解消です。実際、美味しい物ばかりを大量に食べて便秘解消ですから、満足感もすごいです。Ysk的にこの方法は非常に気に入っています。

問題④ストレス
これはダイエットしている人に限らず貯めている人は多いんじゃないでしょうか。Yskはストレスが貯まると肩凝りと背中の痛みに悩まされます。そしてそれが出てくると眠れなくなります。おのずと体調は悪くなり、疲れが取れず、もっと疲れやすくなり、全てのことが上手く行かなくなると言う悪循環に陥ります。そんな中でダイエットするってのは相当に厳しい話です。ってかほとんど無理ですよね。なので、ダイエットしている最中にストレスをためるくらいだったら、一日だけ、一食だけ、ストレス発散の機会があってもいいじゃん、と思ってやっていました。
満足な食事が取れないダイエット。それで不満が溜まる気持ちもわかります。なのでYsk一週間のうち、一回だけ満足な食事を取る機会を設けていましたYskは職場近くのインドカレー屋さんが凄く好きなので、一週間に一回だけ、そこのカレーを食べても良い、というようにしていました。更に、日曜日とかに、疲れているな、と思ったら思い切って食べに行ってしまいます。時には焼き肉やジンギスカン食べ放題も。そこでは十分に食事を楽しみ、翌日、または前日調整です。そうやってストレスをためずに気長にダイエットに取り組むようにしていました。そのおかげで、ほとんど辛さを感じることなくキロ以上の減量に成功しました。
その他、体の疲れは近くの温泉に行って癒したり、肩凝りや背中の痛みは思い切ってマッサージに行ったりして90分くらい気持ち良く爆睡する、とかも。そうやって、心身共に疲れやストレスをためないようにしていました。この甲斐があってここまでもう4ヶ月、じわじわやって来れてると感じています。

ダイエットと言うと、やはり運動や食事制限など辛いものというイメージがあると思いますし、多少無理してやるものって感じもしますが、それはむしろ逆効果だとYskは思います。なるべく辛さや不満やストレスを感じることなく気長にじわじわやるのが良いダイエットだと思います。ただし、大切なのは覚悟だと思いますけど。


さて、毎度ながら長い長い、非常に長い話になってしまいましたが、以上が、Ysk4ヶ月やって来たダイエットの全貌です。こうやって書いている本日までで8.2kg程の減量となっています。こないだ会った友達にすごい痩せたって言われたし、確実に効果がありました。自分で思うに、論理的に矛盾が無いように気をつけてやっているはずで、効果が出るのも驚く事ではないかなとは思います。

一見すると論理的には矛盾が無いと思われますが、しかし一方で、この方法には大きな問題点もあります。それは「お金がかかる」ということです。痩せるためにダイエット食品、ダイエットグッズを購入したり、エステに行って「お肉」をシバいてもらったり、そう言った出費はまったくしていませんが、それでも白米の代わりに何かを摂取するためにお金を使っていることは確かです。だいたい食費は1割から2割増しだと思います。つまり、白米の代わりに野菜や魚、肉を取ると、その分余計に出費がかさむんです。アーモンドもそうですし、コーヒーも。特にコーヒーに関しては粉のインスタントは好きではないので、ドリップのを買っています。これは正直けっこう響きます。自分で食事を作る時も、白米の代わりに野菜を多くしますので、野菜代で思った以上の出費です。ストレス解消に食べ放題に行ったり、インドカレーを食べたり、そういうのも普通よりお金がかかります。マッサージにも一度で3000円くらいはかかります。なので、正直な所、お金を使って健康的な体を手に入れていると言っても良いかと思います。

大昔は貧乏な人が痩せていて、ご飯を満足に食べられない人がいました。しかし、いつの間にか国が豊かになって飽食の時代になり、欧米型の食事が簡単に手に入るようになり、ほぼ国民の全員がお腹いっぱいの高カロリーのご飯を食べられるようになりました。そうなると、今度はいつの間にか、健康に良いバランスの取れた食事にお金がかかる時代になりました。特に野菜を代表とする健康に良い食品にはお金がかかります。同じ脂肪でも良い脂肪を取ろうとすればお金がかかります。運動でジムに通うとか、器具を買うにしてもお金がかかります。つまり、ダイエットをしてみて感じたのが、健康的な体をいったん失ったら、もう一度手に入れるのにはお金がかかるなあ、ということです。100年も昔まではお腹いっぱい食べられることが豊かさだったかもしれませんが、現在は健康的な衣食住に囲まれて生活することが豊かさなのかもしれません。できるだけ健康を失わずに、つまり無駄にお金をかけずに、豊かな(健康な)生活を送りたいですね!

最後に私が痩せていった順番を書いておきます。
顔→足、お尻→肩・胸回り→お腹→→→ここで変化無しがずっと続いて最近ようやく→→腰回り!!!
一番気になるところは最後の最後でしたとさ!!笑



Yskでした!^^/