英国でポスドクをして大学教員になった若手研究者のブログ

ポスドクの研究留学日記的なブログ

2012年5月13日日曜日

My Room 決まりました。

さて、家探しも無事(?)終了し自分の部屋での暮らしが始まりました。今日はこちらでの部屋探しの事情と、私の部屋について書きたいと思います。

こちらに来て2日目くらいから部屋探しを始めました。日本の様にこちらは不動産屋に行って家の情報をもらう感じではありません。ネット検索して連絡を取り合うという感じです。いや、これ、レベル高いですよ、なんせ行って間もなくいきなり英語で電話なんですから^^;

最初は、簡単な自己紹介から始まって家を見せて欲しいって言って、住所を教えてもらって会う時刻を設定する。それでその時間に直接現地に行くわけですけど。たったこれだけなのですが、最初は億劫で億劫で。いちいち頭で何て英語で言おうか考えてから、「えいっ」って電話するんです。そして頑張って、「Hello, This is Ysk calling.」とか言って始まるわけですね。そして何とか伝えようとするものの、「○○○○○○○・・・・・」 って返されたならもう大変。何言ってるのかさっぱり解らず、
さよなら〜\( ̄▽ ̄)/って感じです(笑

とりあえず、Yesとか言うのはあまりに危険というか意味不明なので「pardon?」とか「sorry?」とかって言って何度も(3,4回?)言い直してもらう。そのうち向こうが呆れてくるのが手に取るように解るのですが、こちらも自分の英語力に呆れながら頑張るわけです。そんなこんなでやっとこさ何を言ってるのか解った時には、「実はもう既に決まってしまった物件なんだよ、ごめんね」って言ってるんだっていう事もあってげんなり。。。ということも(笑
そんなこんなで電話でやりとりして6物件見に行きましたね。12件くらいメールしたり電話したりしたのですが、実際まともにやりとりしてくれたのは6人でした。残りの6人は何で連絡返さないんだろうって感じですが。。。

で、行くわけです。でもあちらこちらに行くので行く手段が無いと厳しい。それでチャリを購入するわけですが、こっちのチャリは高い!!ま、そのくだりはまた書くことにしましょう。で、購入したチャリで見に行きます。

始めはJerichoという北西のタウン。オックスフォードは北か西が治安が良いと聞いたのでそちら方面で探した1件目でした。で、指定時間に行くと、オッサンからHey!!と呼ばれまして、オーナーでした。イギリス人ではなくて中東の方だったと思います。で、家に入るなりすごいアラブ!!廊下のカーペットからアラブチックでして。お香?もアラブの香りたっぷりです。むむむ?と思いましたが部屋は綺麗。しかし少し狭いです、家賃は月400£です。日本円で52000円ですかね。同居人はカタール人と中国人。正直、イギリスに来てアラブ空間で寝泊まりするつもりはなかったので一旦保留にしてその場を後にしました。

次は治安が比較的悪いとされる(オックスフォードは全体的に基本安全です。ロンドンより遙かに良い)東。ここでは3件見ました。一つはギリシャ人夫婦が上に、そして隣にポーランド人の女の子が住んでいる家。部屋はそこそこ良いのですがキッチンと風呂が狭くてこちらも保留。あと庭も手入れ無しです。2つめはトルコ人のオーナー。ここは外見から既に汚く、ソッコーでダメ。3つめはインド人のオーナー。こちらは安い上に(300£くらい)部屋も広いのですが、キッチンと風呂がとにかく汚い。そしてラボに遠い。チャリで30分はかかる感じでした。なのでおじゃん。

酷かったのが南東に見に行った家。そもそも待ち合わせに20分遅刻して、更にオーナーではなく同居人が案内するという展開。そして相手はオックスフォードブルックス大学(オックスフォード大学ではない。)に通う学生(インド人)。会うや否やでセールスが始まります。「へい、安いよ、広いよ。この辺でこんだけ広くて安い物件は無いよ。お前は良い時に来たね。もうここにきめちゃいなよ。」と。そしてびっくりだったのは「俺はお前を気に入った。だから値段を安くしてやる。50£下げるから。どうだ?」と。しかしですね、すんげー汚いんですよ。50£下げても高いでしょっていう感じです。風呂はカビだらけだし、リビングは食べかすだらけだし。おまけに住んでる人も悪いけどきれい好きじゃないなって感じでしたし。その時はお気持ちに感謝しますっていう返事をしたけど。もうありえねーって感じでしたね。こいつら完全にセールスしてやがるって思いました。
で、そいつからその後家が決まるまでメールやら電話やらやたらとかかってきて困りましたね。もっと値段下げるって。俺はお前が大好きだって。気に入ったから一緒に住もうって。。。。いや、無理です。。。><;

そして最後に行ったのが西のOsneyという街にある家。オーナーはイギリス人です。なんか西側と北側は高級住宅街らしく住んでる人もある一定のレベルをクリアしている人なんだろうなっていう感じです。20分早く物件についたので散歩したのですが、まず飛び込んできたのがでーーーーーっかい公園。これが物件から徒歩10秒です。インパクト大でしたね。
(でっかいでしょ?これで半分もないくらい。)
ここで遊んでいる子供がたくさんいて、犬と飼い主が元気に遊んでいる様子もたくさん見られて印象良好です。ベンチもあって気分上々です。そして家の中も満足出来るくらい綺麗でした。男3人で住んでいるみたいなので、そこまでチョーキレイっていうわけではなかったですが、充分でしたね。特に私の部屋はキレイでした。一階で道路沿いなのでセキュリティーが問題でしたが、オーナーがその話を自らしてくれて、ブラインドを付けておいたから出かけるときは閉めるようにっていうのと、家の前に生け垣?みたいなのを作ったから外からは基本見えないから安心しろって行ってくれました。
(真ん中が我が家。車が止まっていますが、生け垣で一階が見えません。)
それから、この家の近くには子供がたくさんいて、通りかかった私に遊ぼうって声かけてくれたんですよ。その子はドイツ人でしたけどね。
子供って良いですよ。私が英語できないって解っても一生懸命に伝えてくるんです。大人だと呆れちゃうんですけど、子供は本当に一生懸命。で、何で遊ぶのかって思ったら・・・「お店やってるから買って」。。。だそうです^^;(笑笑 ??と思いましたが、その少女が可愛かったのと(おい!)一生懸命に自分のことを伝えてくれたことが嬉しかったので、キーホルダーを買ってあげました。1£。そしたらですね、向かいに住んでる女の子が出てきて、チェロを演奏するから聞いて欲しいって言うんですよ。バッハでしたね。ぜんぜん上手くないけど、でも本当に一生懸命。3分くらい演奏してくれました。で、金くれと。。。まぁ、こいつも可愛げたっぷりだし、僕一人のために演奏してくれたわけだしまあいいかと思って、1£。(もはやただのカモ。)
で、おつぎはその女の子の弟が窓から顔を出して、僕のピアノを聞いてくれっていうんですよ。モーツァルトだったかな。これがまたヘタ(笑 でも嬉しかったですねー。こっちに来て、向こうから絡んでもらえるっていう経験は無かったですから。そのお母さんも遠くから見ていたのですが、その視線に向けて軽くお辞儀をしながら戯れていました。はい、もちろんその子にも1£。
(道路の両端での出来ごと。奥の方が私の家と公園。本日天気良好。)


という感じになりまして、そこに住むことに決めました。
部屋の中はこんな感じです。
 (デパートで見つけたベッドカバーと共に。ロンドンの中で眠るのです。)
 (ベッドじゃない側。汚くてすみません。)
 (リビング。あんまり使わないですけどね。)
semidetachedというタイプの家に住んでいまして、風呂とトイレ、リビング、キッチンは共用です。でもそんな中でコミュニケーションを取ってやっていくのもまあ良いかなと思っています。現にオーナーはとても気さくなチーズ作り職人で。テーブルに置いてあるワインは勝手に飲んで良いから!とか、コニャックを料理に使ってもいいぞ、とか言ってくれます。すごく話しやすいお茶目な人です。今の所気分良く暮らしております。

最後に家を見つけたサイトを紹介しておきます。
http://www.dailyinfo.co.uk/rooms-to-let (daily infoという情報のHP)
http://www.spareroom.com/(こちらは不動産専門のHP)
こちらでの生活も近々詳細に記して行こうかと思っています。
今日は昨日の深酒&朝帰りにより、研究室をサボりました。土曜日はみんな休日感覚なので、ま、いいか、と(笑 その分明日行きます(汗。
それでは See you☆


2012年5月7日月曜日

無名田舎町 Witney

こんにちは。今日は日曜日です。初めてだらだら過ごしています。るるる〜( ̄▽ ̄)
今日は久しぶりに日差しが入って気持ちよい日曜日ですね〜

現在、私はOxfordの北西の隣町のWitney(ウィットニー)という所に住んでいます。正確にはWitneyの少し手前のど田舎ですけど。先にこっちに来た友人がそこに住んでいるからです。家が決まるまでそこに泊めてもらっています。そろそろ家は決まりそうですけどね。
Oxfordまでは友達は車で通っていて、僕は時間が合えば同乗するかバスで行くかです。朝は渋滞がすごくて1時間かかりますね。Oxfordまで。空いてれば20分くらいなんですけど。

それでですね。その友人宅が何ともまたすごいんです!!完全に一軒家を借りてるんですけど、彼は。上の写真の通り。すごいでしょ??やるなーって思いました。これ、庭から撮ってるんですけど、庭も相当広いですよ。これで約1300£(現在のレートで17万円!!)です。でもこれでこの値段だったら良いと思いますけどね♪
毎朝この庭には野ウサギが草を食べに来て、昨日も書いたブラックバードのさえずりで目を覚まします。正直、夜明け前に鳴き始めるのでうるさく感じる時もありますが(笑

ここの自然はすごいですよ。回りは農家ばかり。牧草を育てていて、そこで牛とか馬とかを放牧しているみたいです。とにかくだだっ広い!
いわゆるお隣さん?遠い・・・

もう少し町中に入ると(車で5分、徒歩20分)完全にWitneyの街です。こういう田舎町は本当にイギリス人の街です。田舎町には仕事が少ないせいか、外国人もぜんぜんいませんね。日本人通り越してアジア人でも僕と友人だけでした、歩いているのは。
Witneyで、こっちで生活して初めてパブにいったのですが、そこもイギリス人ばっかり。ある意味LondonとかOxfordではここまで純粋なイギリス空間は無いかもしれませんね。
やっぱり飲み屋に美人はつきもの?(笑)

パブっていわゆる飲み屋なんですけど、すごい賑わいです。土曜日で次の日休みっていうのもあるかもですけど。で、何してるかっていうと、みんなサッカー見てるんです。ちなみにサッカーは1番、飲み2番(笑 僕が行った日はちょうどチェルシーVSリヴァプールだったんですけど、ゴールが入った瞬間・・・
「イェー!!!!!!!!!!」
とみんな大絶叫なんです(笑 これには本当に驚きました(^^) びっくりして危うくビールを肺に入れそうになりましたよ^^; スタジアムならまだしも、パブですよ?どんだけクレイジーなんだろうwww とにかく凄い賑わいです。
で、サッカーが終わると・・・
っとまあ人が全然いなくなるんですよ(笑 ついさっきまで満員だったんですよ、ここ(笑
ホントにサッカー1番、酒2番です☆

さて、イギリスの街には必ずと言って良いほど中心に教会があります。どの街もその教会を中心としているみたいですね。キリスト教の国ですから。Witneyの教会を載せておきます。

そろそろ家も決まりそうで、短い間でしたがWitneyともお別れです。でもまた来ると思います。すごく良い街です。純粋イギリスを堪能するなら、LondnやOxfordじゃダメです!!ここです。無名の田舎町ですv^^v You understand??

美しい緑と青い空そして白い雲

See you again☆

2012年5月6日日曜日

イギリス生活始めました。

Oxfordに来て5日がたちます。イギリスの生活にもだいぶ慣れて・・・・来てません(笑
実は災難がありましてとてもあたふたしていました。
 
(写真はボードリアン図書館前から:休日なので学生が少ないです)

FBにも書いたのですが、ロンドンのHeathrow空港からOxfordに来るバスの中でサイフを紛失するというどあほうをやってしまいまして、最悪なスタートを切ったわけです>< 渡英前、もつ焼き屋にパスポートを忘れた「もつ焼きパスポート事件」の時よりも、 はるかに心配でしたね。^^; なんせイギリスですから。今回ばかりは自分ではどうしようもない・・・という結論に至ったので、非常に迷惑千万だとは思いましたが、こちらに15年住んでいる旧友に助けを求めました。ええ、つまり私の英語力じゃどうしようもないと思ったわけです。情けなかったですねー。でも仕方ありません、私の実力なんてこんな物です(笑

結局無事に発見できたので本当に良かったですね。これ以上の最悪は無いっていう物を最初に経験してしまったので、ま、これで多少勇気がわいたっていうのは、わずかながらに良かったことです^^; 「オックスフォード財布事件」もまた、私の記憶にずっと残るでしょう。

一応、これを読んでくれている人のために、海外で財布を落とした時にやったことを列挙しておきますね。(普通の人なら完全にいらぬ情報ですが。。。)
① クレジットカード会社に連絡する。ええ、止めるためです。しかし、私の持っているセゾンカードは3日だけブロックという形で再発行しなくても良いという特別措置をしてくれました。おかげで見つかった時に電話したので、再発行のために日本に帰る必要は無くなったわけです。(でも、再発行は家族など代理人が受け取っても良いらしいので、それを郵送すれば本人が帰国しなくてもOKな様ですが。でもクレジットカードを海外郵送っていうのも怖いですよね。。。届かなかったりとか。。。)
一方楽天カードはそういう措置ができませんでした。つまり止めるしかない、と言われました。その時に不正に使った形跡の有無を確認出来て、不正使用の形跡は無かったので今回は止めずに我慢しました。(非常に危険な賭けでした。でも来てソッコーで帰国という何とも無様なことは避けたかったので。そして、バスにあるはずっていう確信もあったので。そして、バスに乗っていた人や運転手を信じて祈りました。)

続いて②。キャッシュカード会社に連絡。私はUFJとCitiのキャッシュカードを持っていました。UFJは連絡していません。使えないからです。日本人が拾った場合は別ですが。。。でも日本人が拾うなんてことはまず考えられないし、仮に日本人が拾ってくれたら大使館とか警察に届けてくれる可能性が高いと判断しました。Citiはこっちでも使えるので危険です。しかし幸運?なことに、口座には1円も入っていませんでしたので、正直どうでも良かったのですが。(Citiに確認しましたが、当然、預金口座が0の場合は引き出せないとのことでした。)Citiも一時的に使用不可にするブロックという手続きをしてくれたので、ブロックして後日電話して解除してもらいました。(ちなみにCitiカードも日本に帰国しなくても、再発行できて、しかも海外の住所に直接送ってくれるみたいです。その場合はCitiのHPから住所変更の紙をダウンロードして、住所変更してから再発行という形になりますが。)

ちなみに、①②とも持っていった国際携帯電話でかけました。mobellという会社ので、世界中どこでもつながるので便利ですよ。でも携帯自体は非常にお粗末な仕様で、使いにくいです(ちなみにNokia)。電話番号は持っていったPCで検索しました。友達の家でWiFiが使えたので良かったです。ちなみにイギリスは長距離バスの中やカフェなどでけっこうWiFiが使えるので、iPadやPC、スマホを使う場合は便利です。WiFi使えなかったらカード会社にも連絡できないし、大変だったと思います。

③免許証 日本の免許証は正直、外国人が外国で持っていてもまったく意味ないですけど、偽造に使われることが心配でしたね。あ、それから国際免許証を持っていても日本の免許証が無いと車に乗れない国があるようです。イギリスはどうなのか知らないですけど。たぶん、国際免許証だけでOKだったと思います。今回は賭に出て何もしませんでした。もし見つからなかった場合は間違いなく帰国でしたね。免許証だけは本人じゃないと無理ですから。

以上ですが、国際免許証やパスポートは財布じゃなくて鞄に入れていたので大丈夫でした。現金も30£くらいしか入れてなかったので全額没収されても4500円くらいだったのでそれも賭に出た理由でした。盗むのは現金だけにしてくれー、と願ったわけです。
でも、当然ですが、海外で財布を落とすなんていうおバカなことは絶対にしちゃいけませんよ。とんでもなく焦ることは間違いないです。なんせ、現金が引き出せないんですから。

今日はイギリスに来て初めての土曜日です。どうやら研究室は土曜日はOFFな感じです。ほとんどの人が休みか、午前中で帰るか、昼過ぎに来て夕方に帰るかって感じです。一人だけポスドクでがっつりやってる人がいましたけど。ま、でも普通の人は休むときは休むという文化なんですね。闇雲に働かないみたいです。Hard Work!!とか言っていましたけど。。。日本よりはずいぶんましですかね。私の感想としては。
 (繁華街のCornmarket St.;観光客や買い物をするOxford市内の人でいっぱいです)


現在はOxfrdから北西に45分くらい行ったWitneyという街の手前のど田舎に住んでいます。私より少し先に来た友人がそこに住んでいるのでそこに泊めてもらっているのです♪Witneyは凄く良い所ですね。 朝は野ウサギが庭に来て草を食べています。ブラックバードといういわゆるカラスみたいな鳥もたくさんいますが、鳴き声はすごく良いです。日本のカラスみたいに醜い声では鳴きません。うぐいすみたいな声で鳴くんですよ。朝からそんな声聞いて目覚めるとなかなか気分は良いです☆

 (Witneyに向かうバスの中から;晴れてればもっとキレイなんだけど・・・晴れないw)

今は一生懸命家を探しているところです。私ごときの英語力なので、それはもう・・・、もう大変です>< 家が決まったらまたここに書こうと思います。

それではv^^v

2012年4月29日日曜日

渡航前夜

いよいよ明日です。
このblogもだんだんと内容が増えてきました。
誰にも何の役にも立ちませんが、この時の気持ちを記しておきたいと思います。

今の時代、イギリスと言えども昔ほど遠くはない国です。無理すれば一日で帰って来られるし。しかし、家族や親しき人と国境を隔てるというのは精神的には少し痛いですね。私が感傷的になる傾向にあるっていうのもありますが。

こういう機会に夢と希望に満ちて行く人って珍しいと思うし、そうできる人はすごいと思います。私はやはりというか、色んな不安を抱えています。専門の研究に関することもそうですが、それ以上にやはり異国の地での生活ですかね。ま、普通に暮らせるとは思うのですが、一抹の不安は除けていないですね。特に英語(笑 苦手なんですよね、昔から。

渡英が決まってから今まで色々と考えて妄想して来ましたが、いざ行くとなるとそんな妄想は何の役にも立たないんだろうなと思います。きっと行ったら無我夢中でしょうね。ひたすら走り抜けていくんでしょう。おそらくは自分のことでいっぱいいっぱい。

実はそれが何より一番の問題で、それが何故か悲しいのです。今は。
こんなことblogに書くのはいかがな物かと思うのですが。
日本にいる家族、友達、先輩、後輩、大切(と勝手に思っているw)な人、などのことを思う余裕が無くなるのが、不安なのです。それから過去の人にならないかという不安(笑
なんだろう、今まで様々な人と「心のキャッチボール」をしながらここまでやってきたわけで、それがあったからこそここまでやってこられたわけで。目と目、顔と顔、胸と胸を付き合わせながらやってきたわけで。。。それが目の前から消えた時、私が仲間と共有したこの感覚が過去の物になってしまったり、リアリティが失われてしまうということへの恐怖というか寂しさというか何というか。。。 そしてそういう親しい人の中でも、私とのリアリティが失われてしまうのではないかという不安も。。。

うん。やはりつまりは怖くて不安なんだな。 心の奥底では。
イギリスに行ってからの研究生活というより、今までの過去とさよならすることが。

はー、いったい何を書いているのだろう。
読んでいて誰も得をしないでしょうな。
今日は自分のために書きます。自分の記憶、記録として。

しかしです。時は来るのです。もうどうしようもない。
今僕が欲しいのは、今までと変わらない「刺激」。大切な人から受ける「刺激」。
きっと僕も刺激を与えてきたはずです。

これからもその温かい刺激を得続けたいし、与え続けたい。

実は、そのためには、そもそも自分がそういう存在でないといけない、と書いていて気がつきました。国境や物理的な距離や時間を越えて刺激のやりとりができるように、もっと感受性豊かである必要があるし、もっと刺激的な人にならないといけないんじゃないだろうか。

結局simpleに

一皮むけろ、ということか。殻にとじこもるな、ということか。
なんだ、そういうことか。
この寂しさや悲しみや不安を力に変えて殻を破れということ。

なるほど。

今は完全には心の準備はできていないけど。
飛行機の中で静かに整えることにしよう。

今日は以上!! おやすみ。

2012年4月28日土曜日

何を持っていくべきか?

トランクに入るだけ詰めて行くのですが、何が必須なのかイマイチわかりません。
とりあえず私はANAで行くのですが、23kgまでのスーツケース2つまでなら超過料金無しに運んでくれるみたいです。
なので、それに入るくらいは持っていくつもりです。

むこうではfurnishedという家具が全て着いているflat shareというシェアの部屋に住もうと思っているので家電などはほとんど持っていくつもりはありません。ドライヤーとかも。電圧も違うので変圧器が必要だったりします。面倒なので家電はすべてあちらで購入。

そうなると持って行くべき物は服と薬か。
服はとりあえず日本から持っていくべきだろう。ユニクロとかそういうのはサイズがやはり大きめらしい。聞いた話だけど。もちろん向こうでかっこいい服を買うのも乙なものだけど、最初は無難に日本から着慣れた物を持っていくのが良いかと。
ただし、これから夏を迎えるイギリスだが、夏と言っても最高気温は25℃程度。夜は少し寒いくらいとか。こうなると長袖は必須ですね。シャツなりロンTなり。
ヘタしたらショーパンとかハーパンはいらないのかも。
ということで1枚にかぎる。
そのかわりカーディガンとか薄手のセーターを多めに持っていこう。

さて、どうなることやら(笑

一方薬。
イギリスに長く住む友人から聞くに、日本の大衆薬は優秀とのこと。
オロナインとか総合感冒薬とかハンドクリームとか。
あので、そういう一式を購入。風邪薬はパブロンで(笑
それからですね、水が硬水なのがけっこう気になるんですよ。私。
ふだん肌荒れとかしないので、ぜんぜん気にならなかったのだけど、一週間行ったときにやたらと肌がガサガサになってしまって。。。
なので、恥ずかしながら化粧水買いました(笑 恥ずかしい・・・
でもこれも思い出として書いておきます。

イギリスの水の硬度は半端無い高いと思いますよ。
沸騰させるだけで白くにごりますからね!!カルシウム析出しまくりです(笑
そりゃ骨粗鬆症とは無縁だわ〜
この話を聞いて東京都も水道水に水酸化カルシウムだか炭酸カルシウムを投入しようとしたとか何とかって話も(笑 さすがにそれは勘弁やわ〜〜、と思う私。

さて、それから靴!これが意外とくせ者。がさばるんだなー。
2足だけ詰めて持っていくことにします。

醤油持ってけだの味噌持ってけだのみりん持ってけだのダシ持ってけだの。。。
色々言われますけど、正直、入らない!!!
しょうがないので、小さな醤油とダシだけ持っていこうかと思います。
久しぶりに醤油の味でご飯作ると泣けるほど美味いらしい・・ほんまかいな?
楽しみです。
それから「餞別に」ってボスが日本一のラーメン屋「とみ田」のスープをくれた(笑
なので、そいつは持っていきますかね。
まさかイギリスでとみ田を食べられるとは(笑

さて、これからパック作業です。入るかなー。23キロ×2の重量オーバーしないかな。
パズル作業はけっこう苦手なので、がんばりますかね。

さてこんばんはこの辺で。
おやすみ。

2012年4月24日火曜日

故郷にて思う Oxfordの第一印象

現在東京から帰郷して生まれ故郷で過ごしています。隣で親父が嬉しそうに話していて(聞き流しw)、先ほどまで隣では母親が幸せそうにぐうぐう寝ていました。いや、実家とはよきものです。

今日はイギリスでもOxfordの第一印象について書いておこうかと思います。
たぶんこれから変化していくのでしょうが、まず第一に感じたことを記録しておきます。

Oxfordには前にも書いたように2月に行ったのですが、イギリスに珍しく冬にもかかわらず晴れていた。到着して一言。重厚。そう、重くて分厚い。もちろん美しくもあります。
イギリスの建築物の美しさは空の青とマッチすることだと感じていますが、Oxfordも同様です。むしろ、1000年も昔からその風景を築いてきたのですから、それがいわゆる本来なんでしょう。
ロンドンもそうだけど、建築物のベージュ、茶色、芝生の鮮やかな緑、空の青、そしてバスの赤。これらが絶妙にマッチするのが本当に美しい。

Oxfordは小さな町です。中心部だけなら1時間半で歩けると思います。小さな町ですが、意外ににぎやか。寂しさとは無縁のようです。パブもあるしショップも充実していそうです。

ロンドンと変わらないじゃん、と思うかも知れませんが、違うところはというと。

まず時間の感じ方。これは個人差がだいぶあると思いますが、ゆーっくりですね。特にOxfordは。
なんだろう。せかされてない感じ。忙しさっていうのを感じることが非常に少ない町です。1000年も前の風景がそのまんま残ってるって思うからでしょうか。それとも本当にそれがみんなをそう思わせるのでしょうか。
現在のボスが「何百年って積み上げられたこの歴史の中で、自分っていうのはちっぽけな存在なんだなーって思うよ。いい意味で。」
と言っていましたが、それが何となくわかる気がします。

完全に趣味の範囲内で言えば「バロックが自然と似合う町」ですね。
私はクラシックが好きなのでそう例えますが、本当にそう感じます。
いつてもバッハが流れていそうな雰囲気です。もちろん、私の頭の中には流れていました。
ボードリアン図書館のショップに入ると、もはや当たり前のようにチェンバロが流れているし、そういう町全体の雰囲気が、私にそう感じさせるんでしょうね。

率直に言って、好きです。なんか地味に憂鬱になりそうな雰囲気も含めて。


人ですけど、ここでは白人が多いです。黒人はほとんどいませんし、インド系の人はスーパーのレジの人ばかり。アジア系もすごく少ないですね。ロンドンとは大違いです。こういう学術都市は、ある意味まだ閉鎖的なのかもしれません。
びっくりしたのはパブ。ロンドンのパブでは見なかったのですが。ラテン系の若い男女が真昼間からいちゃついてるところ(笑 これはびっくりでしたね。なんと色っぽいこと(笑 日本人としては凝視できませんでしたね。これが当たり前じゃないと信じていますが。さすがラテン系!!

そろそろ出国日が近づいてきましたが、住んだら住んだでまた印象が変わるでしょう。
楽しみです。残念ながら今、写真を載せることができないのですが、そのうち修正して写真も載せようと思います。

さて、寝ますか。おやすみ。

2012年4月20日金曜日

悲しみの果て

9年間過ごした大学とも明日でお別れです。
考えてみれば人生の1/3をこの大学で過ごしたんですね。早かった。

けらけら笑ってさらっと去りたいというのが理想なのですが、どうも湿っぽい性格で哀愁が漂ってしまいます。特に6年過ごした研究室の仲間と別れると思うとね。
研究室でのことも学部時代のことも含めて、嬉しいことや楽しいこともたくさんあったし、辛くて苦しい時もたくさんあった。悲しかったり悔しかったりっていうのもたくさんありましたね。中身の濃い時間だったと思います。出会った人にも恵まれたと思います。考えてみれば、本当に色んな人に支えられた9年間だったと思うんだな。
そしてそこから出て行くというのが、なんとなく寂しい気持ちになるのです。そんななんとなく寂しい夜にいつも頭に流れる曲がある。別に「悲しい」わけじゃないんだけどね。歌詞の中のワンフレーズがめちゃめちゃ好きなんです。今日はこれを書いておきます。

「悲しみの果て」

悲しみの果てに
何があるかなんて
俺は知らない
見たこともない
ただ あなたの顔が
浮かんで消えるだろう

涙のあとには
笑いがあるはずさ
誰かが言ってた
本当なんだろう
いつもの俺を
笑っちまうんだろう Oh yeah…

部屋を飾ろう
コーヒーを飲もう
花を飾ってくれよ
いつもの部屋に

悲しみの果てに
何があるかなんて…oh yeah
悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ oh Baby!
Ah…

悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ oh yeah…