英国でポスドクをして大学教員になった若手研究者のブログ

ポスドクの研究留学日記的なブログ

2012年5月26日土曜日

Dinner at Magdalen College☆

こちらは金曜日の夜です。こちらに来て初めてしらふの金曜日っていうw
なので書きます。
今日はこないだの日曜日にお邪魔してきたMagdalen Collegeでのディナーについてです。

いやー、すごかった(笑 その一言につきると思います。こんな所でご飯食べているのが不思議でした。ちなみに私だけワインがぶがぶ飲んで酔っぱらっていたのですが。。。^^;
でも大丈夫です、べろべろになるほどは飲んでませんから( ̄▽ ̄)

さて、Magdalen College(発音してるの聞くと、どうしてもマグダレンじゃなくてモードリン に聞こえます)はオックスフォードに数あるカレッジの中でも特にバカでかいカレッジで、オックスフォードの東の端にあります。そうですね、ロンドンからこちらに来るとまず、このモードリンカレッジとご対面っていう感じです。相当古いカレッジで、1400年くらいにできたカレッジだったと記憶しています。とにかく美しく、一目で惚れ込んでしまいます。
 モードリンカレッジの中庭。ここの二階で食事です。

カレッジの建物は上の写真の中庭の芝生を囲むように立っており、芝生の緑とよくマッチして美しいです。ごめんなさい、一緒に食事した友人と話しながらだったので、英語を聞いたり考えたり話したりしていたせいでモードリンカレッジのベストショットがありません。。。残念。また機会を見つけて潜入取材してきますね^^/

さて。で、ディナーですが。そもそも誰でも行けるわけではないみたいで、そのカレッジに所属している人が招待してくれたら行けるみたいです。私はPeterという熊さんみたいなnice guyが誘ってくれたので行くことができました。 ちなみにPeterはうちのラボで一番若い!熊さんみたいだけど(笑 (熊じゃなくて熊さんっていうの、ポイントです)
彼は見るからに優しいguyで誘ってくれたことにすごく感謝していますね。今更ながら。。。

さて、で、ディナーですが。正装です。そう、スーツとか。こっちの人は蝶ネクタイとかアカデミックガウンとか。スーツの人もいます。女性はドレスアップ。こんなの結婚式以外では初めてなのでなんか緊張しましたね。
メニューは、えっとなんだっけ。。。なんか名前忘れましたけど、「サーモンのクリームソースかかったやつに緑の葉っぱが添えられてるやつ」と(笑、ひどい名前だorz)それにパンが添えてあって、メインはローストビーフ。それにデザートとデザートワイン、コーヒーです。ローストビーフにはヨークシャープディングっていうスカスカのパンみたいなやつが付きます。こう書くとまったく美味しそうに思えないでしょうけど、美味しいですよ、ローストビーフとヨークシャープディング。ソースは。。。。えっと、、、グレイビーっていうソースでした。それで、ワインはお好みで持ってこいっていうことでした。
私はこんな経験初めてでしてね、どんな感じかよく解らなかったのでとりあえず肉→赤ワインという単純発想で買っていくことにしました。さて、おでかけです。
と、まあこんな感じw ワインは安物w

会場に着くと既に集まっていて全部で9人で食事でした。名前を全部覚えられなかったのですが、全員が化学系の人でした。ちなみに男はピーターとラボの女性の彼氏と私のみ。。。ピーターやるじゃん!と感心しながらも緊張度upです。ま、緊張しようがしまいが特に何も変わらないんですけどね♪

食堂に入るとまぁこれがまた素晴らしく、厳かな雰囲気かつ綺麗です。穏やかな間接照明とろうそくの温かい光で館内が照らされており、非常に落ち着いた空間になっています。
食事が始まる直前に木槌が打ち鳴らされ、全員起立。聖歌隊が登場し、何かわかりませんがとにかく賛美歌みたいなのを歌って全員で「アーメン」。。。
 で、食事スタートですw。さて、ワインをオープンしようと思ったら。。。なんと飲まない人が大勢。。。私、特に赤ワインが苦手でして、絶対悪酔いしてしまうのですが、仕方なく飲むことにしました。で、「どうぞワインお開けください」って隣の女性が言うんですよ、私に。 いや、ワインあんまり好きじゃないのもあってワイン開けるの慣れてないので恥ずかしかったですね。特に、あの周りのラベルをワインオープナーで切って開ける時!!格好良くできない(T T) ヨーロピアンの視線にたじたじになりながら日本男児、孤軍奮闘でした(汗
そんなんだから初めからグビグビです。苦手な赤ワインw

料理は美味しいです。イギリスの飯はまずいって言いますけど、それは値段の割にはだと思います。一般的にはレストランで食べると値段の割にまずいです。昨日行った中華料理などは3300円くらいしたのですが全然美味しくなかったです。。日本なら700円で上手い中華食べられるのに。。。ちなみにこの晩餐会は一人1400円くらいで、さすがcollegeだと思いました。そりゃ学生はそんなに高いお金払えるわけないですからね^^
  雰囲気がすばらしい☆

はじめは緊張していたので会話も上手くできず、聞くのに一生懸命でした。最悪?なことに、ど真ん中の席になってしまったので右と左をきょろきょろしながら左右の会話に聞き耳を立てるという誠に格好悪い状況です。で、よく解らない時はとりあえず飲む!w 無駄に酔うお決まりのパターン、in UKです。しかしそんな状況を察してか、優しいPeterは話しかけてくれます。うーん、本当にいいやつだPeterは^^v
PeterとAnna☆
食事もデザートの頃になると緊張がほぐれてきてやっとこさで会話に馴染めるようになりました。(酔いが回って来たっていうのもあるか?)相変わらずの英語下手で本当に困ります。普段おしゃべりなのになぁ。。。
デザートはこんなに可愛い☆ごめんなさい写真が縦で
食事の後はカレッジの中を散歩です。良い感じに満腹になって皆さん会話が弾んでいます。この時になってやっと自己紹介という私です(汗
 皆さんとお友達になれて光栄です^^/

チャペルも見学したのですが写真NGだったので撮れませんでした。残念。。。綺麗でしたよ〜。
廊下の窓から中庭を眺める

そして出口からさようなら

その後、カレッジの所有する庭園も散歩したんですが、あまりに長くなるのでここには書きません。でもカモが泳いでいたり大きな木があったり瑞々しい草花が生い茂っていたりと、とてもキレイな庭園でした。ここの学生は暇な時にここでくつろぐんだろうなって思うと羨ましくおもいましたね。きっとここでデートもしてるんでしょうね。あー、にくいね(笑

いやー、モードリンカレッジの魅力にはまりました。次はどこのカレッジの食事に誘ってもらおうかしら〜\( ̄▽ ̄)/
それではまた!!
P.S. 酔った私はるるる〜と上機嫌でフラフラ歩きながら帰ったのですが、途中で物乞い(ホームレス?)にお金をせびられて5£手渡すという意味不明な事をして無事に帰宅しました。もちろん酔いがさめると同時に激しく後悔したことは言うまでもありません。そしてその次の日(月曜日)、使い物にならなかったのは言うまでもありません。
やっぱり赤ワインは天敵だー!!

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